救援連絡センターが総会 萩原さんが農地守る訴え
週刊『三里塚』02頁(1012号02面04)(2019/03/25)
救援連絡センターが総会
萩原さんが農地守る訴え
3月16日、救援連絡センター第15回定期総会が墨田区で開かれた。
同センターは、羽田闘争〜東大闘争での大量逮捕者に対する救援活動を契機に1969年に設立され、国家権力による治安弾圧を粉砕する砦として50年にわたり闘っている。三里塚闘争53年での弾圧、3300人余の逮捕者に対する救援活動にも先頭に立ってきた。
この日の総会には反対同盟から萩原富夫さんが参加し、連帯のあいさつを行った。市東孝雄さんに対する理不尽な農地取り上げ・強制執行攻撃との闘いの報告と控訴審闘争への決起、強制執行阻止にむけた400万円カンパの訴えを行った。さらに、第3滑走路建設計画・空港機能強化策に対する周辺住民の怒りと結合して闘いぬく決意と3・31全国集会への決起を呼びかけた。また、総会決議として「市東さんの農地取り上げ・強制執行を阻止する決議」が採決された。
労働運動つぶし攻撃である関西生コン支部に対する逮捕60人を超える大弾圧が続いている中での総会であったが、安倍政権による改憲・戦争に向けた治安弾圧の激化を粉砕し闘いぬくことが全体で確認された。
(三里塚野戦病院・大熊寿年)