ピンスポット 100人が東京入管包囲デモに立つ 被収容者から歓声 現代の「奴隷制度」粉砕を
週刊『三里塚』02頁(1007号01面03)(2019/01/01)
ピンスポット
100人が東京入管包囲デモに立つ
被収容者から歓声
現代の「奴隷制度」粉砕を
12月23日、東京入国管理局に対する包囲デモが闘いぬかれた。
全国労組交流センター、合同・一般労組全国協議会、外登法・入管法と民族差別を撃つ全国実行委員会の呼びかけに応え100人が品川駅近くの東八ツ山公園に集まった。
デモに先立ち合同・一般労組全国協の小泉義秀事務局長は、安倍政権による改悪入管法強行成立を現代の奴隷制、現代の徴用工そのものと弾劾し、「改悪入管法との闘いは労働運動の課題だ」と提起した。
デモに出発し、「改悪入管法粉砕!」「外国人を収容するな! 今すぐ自由にしろ!」とデモ隊の声が東京入管に届く。すると被収容者たちの歓声、指笛がデモ隊に降り注がれた。デモ参加者は手を振って応え、連帯のシュプレヒコールを繰り返し、東京入管を一周し、被収容者を激励した。(写真)
デモ後の総括集会で、動労千葉・田中康宏委員長は、「僕らは、本当の意味で奴隷制度粉砕闘争に立ち上がらなくてはいけない。これが労働運動と階級闘争の大きな課題になる」と発言した。
世界の労働者と団結し、改憲阻止闘争の展望を開く意気高い闘争であった。