2学生を今すぐ返せ ビラまきでの不当逮捕弾劾!
2学生を今すぐ返せ
ビラまきでの不当逮捕弾劾!
全学連は高原恭平新委員長体制のもと改憲阻止決戦の先頭で意気軒高と闘いぬいている。学生運動の躍進に恐怖する国家権力は10月18日に京都大学構内で不当逮捕した京都大学同学会の高田暁典執行委員を29日、容疑を「不退去」から「建造物侵入」に切り替え起訴した。さらに、11月4日、全国労働者集会当日の午前、学生2人をでっち上げ逮捕した。断じて許すことはできない。奪還闘争に全力で立ち上がろう。不当弾圧と闘う全学連のアピールを転載します。(編集委)
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みなさん! いま学生の反戦運動に対し、警察権力のとんでもない弾圧がかけられています。11月4日、東京・日比谷野外音楽堂で行われる「全国労働者集会」に参加しようとした全学連の2人の学友が、「今年7月23日の東洋大学への建造物侵入容疑」なるものをでっち上げられて、不当逮捕されました。断じて許せません! 今すぐ2学友を取り戻そう!
改憲攻撃と一体
マスコミ報道の通り、2人は東洋大学白山キャンパスで、サークル棟にいる学生に戦争反対の行動を呼びかけるビラを配布しただけです(約1時間)。もちろん、2人は入構にあたって、警備員などに止められたこともありません。
この行為のどこが「犯罪」なのか? 学生が他大学生に行動を呼びかけるのは、当たり前のことです。しかも今回は、「2人は共謀して......」などと、「共謀罪」適用案件にしています。
この逮捕劇が、「7月23日」から3カ月以上も経った11月4日に行われたことも大問題です。そもそも、「犯罪」ですらない行為を引っぱりだしてきて無理やり「犯罪」に仕立て上げ、わざわざ11月4日に呼びかけられていた大規模な反戦集会の直前に、会場付近で身柄を拘束するということ自身が、今回の弾圧が警察権力によるきわめて恣意的にねつ造されたものであることを示しています。
そしてまた、こうした許しがたい権力犯罪に加担した東洋大学当局の腐敗と堕落も、徹底弾劾します。
安倍政権が秋の臨時国会で、憲法9条を死文化して戦争国家化をめざすための改憲案発議を狙っている中、闘う労働運動や学生運動への弾圧が強まっています。今回の「東洋大ビラまき弾圧」はその一環です。反戦運動つぶしを団結した力ではね返そう! 抗議の声を集めて2人を取り戻そう! 救援カンパにご協力をお願いします。
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2人の学生を奪還するため
救援カンパをお願いします
振込先・郵便振替
00190―0―766112
全日本学生自治会総連合