首都で「安倍打倒」連続デモ
首都で「安倍打倒」連続デモ
5月1日、改憲・天皇制と対決し労働運動の復権に向けた新宿メーデーが、3日には改憲阻止の銀座デモが右翼を粉砕して闘われた。
動労総連合先頭に
5・1新宿メーデー
(写真 JR東日本本社へデモ【5月1日 新宿区】)
「9条改憲発議・戦争絶対反対! 『働き方改革』関連法案をぶっとばそう! 安倍政権を倒そう!」を掲げた新宿メーデーが5月1日、東京・四谷区民ホールでかちとられ、250人が集まった。
動労総連合と合同・一般労働組合全国協議会を先頭とする首都圏の闘う労働者・労働組合は改憲・戦争阻止の歴史的決戦に突入することを宣言した。その後、新宿駅南口のJR東日本本社を直撃するデモを沿道からの圧倒的注目を浴びながら打ちぬいた。
メーデーの原点でもある労働者の荒々しい実力闘争と団結をよみがえらせる闘いが、2019年5・1新天皇即位によるメーデー禁圧を打ち破っていよいよ始まった。
右翼の襲撃を粉砕
5・3改憲阻止デモ
5月3日、改憲・戦争阻止!大行進実行委員会の呼びかけで改憲阻止銀座デモが闘われた。
午後3時、新橋・桜田公園に全国から500人が集まった。動労千葉の田中康宏委員長が「改憲・戦争阻止!大行進を全国に広げよう。9月改憲発議を絶対に阻止しよう」と訴えた。広島連帯ユニオンの壱貫田康博書記長(8・6ヒロシマ大行動呼びかけ人)が、「8・5国際連帯集会と8・6ヒロシマ大行動を世界を揺るがす闘いに」と宣言した。「改憲阻止へ階級の力をよみがえらせて闘おう」という斎藤郁真全学連委員長の呼びかけでデモ隊が出発した。
デモは国家権力、これと一体になって襲撃してきた天皇制右翼との激しい戦いになった。右翼は各所で宣伝カーで突入しようとしたが、デモは動労千葉を先頭に一丸となってはねかえし、進撃した。「安倍を監獄へ」「改憲・戦争を阻止しよう」のコールが銀座一帯に響きわたり、沿道からは大きな声援が送られた。コールに合わせて拳を突き上げる青年たち、歓声を上げ拍手する人々。沿道からデモに加わる人々が相次いだ。