大地の響き 投稿コーナー

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週刊『三里塚』02頁(0989号02面08)(2018/04/09)


大地の響き 投稿コーナー

勝利の鍵は三里塚に
 京都大学 高田暁典

 4・1三里塚集会に参加しました。(写真)
 成田市中心部で集会とデモが打ち抜かれ、圧倒的注目でした。52年にわたる反対同盟の存在と闘いが、全国・全世界の労働者民衆の闘いに波及し、そして相互につながり高め合ってきたこと、第3滑走路建設―1240戸もの住民追い出し、騒音拡大との闘いが始まっている中で、ますます重要になっていることを改めて確信しました。これからも天神峰で農業を続け、闘い続けるという市東さんの固い信念に勇気づけられました。
 さっそく4・1集会を自治会の会議で報告しました。それを受けて「三里塚に行ってみたい」という京大生が新たに現れ、改めて三里塚闘争の求心力を実感しています。労働者・農民・学生の連帯で勝利しましょう。
 京大で闘い勝つために三里塚闘争が必要です。
 全国的・全人民的な安倍政権打倒の声が高まる中で、山極総長ら8人の京大役員会との闘いも佳境に入っております。口先で「対話」「自由の学風」を語りつつ、実際には警察の暴力を後ろ盾に、戦争反対の学生への逮捕・処分・学内立入禁止、自治寮つぶし(寮祭への警察導入・寮生全員追い出し)、立て看板破壊・撤去・全面的禁止などの弾圧政治を進め、改憲と侵略戦争の安倍政権の忠実なる下僕ぶりをますます発揮している京大役員会に対し、ますます多くの学生・労働者・市民が疑問を抱き、怒り、声を上げ始めています。この中で私は今後とも学生自治会建設を進めて現場に根を張り、盛り上げ、民衆の総反乱をつくり出していく決意ですのでご期待ください。
 京大には80年代に政府―京大当局による自治寮つぶしを打ち破った歴史があります。勝利の鍵は当時の熊野寮自治会が三里塚闘争への全面的な取り組みを開始したことにありました。現場で苦闘する人々が本当に勝利するために、不屈・非妥協の三里塚闘争が必要です。全人民の未来のために闘う三里塚闘争が必要です。三里塚とつながり、三里塚のように闘って勝ちましょう。
 改憲阻止! 農地死守・第3滑走路粉砕!

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