三里塚営農だより 萩原さん宅 「種まく人」となり
週刊『三里塚』02頁(0989号02面05)(2018/04/09)
三里塚営農だより
萩原さん宅
「種まく人」となり
(写真 萩原さんの畑でにんじんの種まき。香り高く美味で人気の産直野菜の一つ)
本格的に葉物野菜の種蒔(ま)きが始まりました。萩原さん宅では(ホウレン草、水菜、カブ、ルッコラ、チンゲンサイ)など細かく蒔き付けされています。この時期に蒔かれる葉物は生育が早い分収穫期間が短くなるため、きめ細かく蒔き付ける事になります!
一番収穫が早いと言われるのがラデッシュ(通称20日大根)ですが実際は30日以上はかかってしまいます。一番長いのがホウレン草で2カ月以上はかかります。富夫さんは葉物野菜があまり重ならないように苦心しながら作付けをやってくれています。
今では手押しの種蒔き機を使うのが主体ですが、夕暮れ時期のその姿はミレーの「種まく人」そのもの!!
昨年初挑戦したパクチーは残念ながら寒さのせいで失敗してしまったものの、新しい品目への意欲は旺盛です! その種も今(4月2日)3センチ程に育っています。