ピンスポット 外房線切り捨てダイ改認めぬ 〝地域守れ〟と200人 国・JRに反対の声上げる
週刊『三里塚』02頁(0988号01面04)(2018/03/26)
ピンスポット
外房線切り捨てダイ改認めぬ
〝地域守れ〟と200人
国・JRに反対の声上げる
3月10日、勝浦市内で「外房線と地域を守る会」の呼びかけで「外房線切り捨てのダイヤ改正と今後の地域の発展を考える集い」が開かれた(写真)。
いすみ市、御宿町などからも住民が駆けつけ200人が集まった。
JR外房線は3月17日のダイヤ改定で、茂原以遠の列車5本が削減される。
とりわけ朝の通勤・通学・通院時の削減は住民にとっては大打撃だ。外房線の削減は地域住民の安定的な移動手段を奪い、人口減少―過疎化につながると、地元自治体と連携しながら国やJRに対する反対署名運動などを展開することを決定した。
1月14日に「守る会」代表に就任した元勝浦市長の藤平輝夫さんは、「列車削減は地域の消滅に拍車を掛ける。更なる削減には絶対反対だ」と訴えた。
集会には多数の動労千葉組合員・OBをはじめ、館山市の「内房線を守る会」メンバー、いすみ市の太田洋市長、近隣市町の議員らも参加した。内房・外房の両「守る会」は今後、連携をとりながら地域切り捨てに反対して活動することを明らかにした。