北総の空の下で カラオケ交流 休むことの大切さ
週刊『三里塚』02頁(0984号02面06)(2018/01/22)
北総の空の下で
カラオケ交流
休むことの大切さ
冬将軍が猛威を振るっています。各地で大雪被害が相次ぎ、関東平野には雪を降らせた後の空っ風が吹きつけて、野菜は身を守るのに精一杯です。私は年末までの喧騒を忘れてゆるゆると正月を過ごし、徐々に頭と体を慣らしています。
今年の旗開きは1月8日。早い闘い始めでしたが、この後動労千葉と反対同盟の交流会で盛り上がりました。決戦本部でもある市東さん宅離れが、この日はカラオケ居酒屋に。
ベストショットは、動労千葉の関道利副委員長と市東孝雄さんのデュエット。男同士の友情をテーマにした『浪漫』を、掛け合いで軽やかに歌い上げました。初参加ながらトップとトリを務めたのは、執行委員の渡辺靖正さん。空港機能強化反対住民としてのつながりもできました。萩原富夫さん、太朗良陽一さん、市東さんと歌い継いだ『望郷列車』など見所満載でした。
とことん闘うために大いに楽しむことを教えてくれたのは11月労働者集会に参加したドイツ機関士労組です。何と全員4週間の休みを取って、日本と韓国の観光も楽しんだそうです。「ドイツでも4週間は長いほうだけど、皆が休む時にも働く鉄道労働者は、家族のためにも長期休暇が必要。闘い取った成果」とリーダーのクルト・シュナイダーさん。30年前の国鉄分割民営化は、怠け者のレッテルを貼って労働者の権利を叩きつぶす攻撃の始まりでした。休むことの大切さをもっと主張してもいいんですよね!
北里一枝