〝勝利の2018年迎えよう〟 第8回天神峰カフェ開く
週刊『三里塚』02頁(0981号01面04)(2017/12/11)
〝勝利の2018年迎えよう〟
第8回天神峰カフェ開く
(写真 市東さん宅離れで【11月26日】)
11月26日、8回目の天神峰カフェが成田市の市東孝雄さん宅離れで行われました。カフェの集いには、「市東さんの農地取り上げに反対する会」の小川正治さんや千葉市の市民、現地で活動する仲間が集まりました。
23日に行われた「憲法と農業——農民の人権は守られているか」と題するシンポジウムの感想や決戦本部のがんばりへの敬意が語られました。「この企画は決戦本部の意気込みに婦人行動隊の木内敦子さんが応える中から提案された」「2017年もあと1カ月。とことんやりきって勝利の2018年を迎えよう」と大いに意気投合しました。
今年2月4日に始まった天神峰カフェは、徐々に注目を集めてきました。「週刊金曜日」や地元コミュニティ紙へのイベント欄投稿なども行い、新しい仲間を多数集め、市東さんや反対同盟と交流を重ねてきました。
4月16日には初めて第3滑走路予定地の現地調査を行い、1000㌶という広大な農地や山林の破壊に怒りを募らせました。
5月21日には3月に行われた芝山町での「襤褸(らんる)の旗」上映会に参加した香取市の男性が自ら車を運転して初参加し、スタッフを感激させました。
6月25日には、横芝光町の中台地区、木戸台地区の「空港機能強化反対」看板を見学に足を延ばしたところ、小堤地区にも新たに看板が立っていることを発見。住民の怒りがいかに強いかを身をもって知りました。
8月27日には、動労千葉の組合員と茨城から初参加した男性が、第3滑走路予定地の現地調査に加わりました。
10月29日には、10・8全国集会で故北原鉱治事務局長を追悼する発言を行った長男の健一さんが、家族しか知らない興味深いエピソードを語ってくれ、大盛況のカフェとなりました。
こうした和やかな交流の場で幅広く住民や労働者が集い、市東さんの農地を守る闘いを着実に広げています。12月はお休みし、新年1月から新企画いっぱいで再開します。ぜひ足を運んで下さい。