斎藤いくま全学連委員長の訴え 新しい労働者党の登場を
週刊『三里塚』02頁(0977号01面04)(2017/10/09)
斎藤いくま全学連委員長の訴え
新しい労働者党の登場を
北原事務局長の戦争絶対反対、民衆の実力闘争で社会を変えていく思いを引き継いで闘っていきたいと思っています。
私は「この国に革命を」「新しい労働者の政党をつくろう」と訴えて今衆院選に出馬します。既存の政党は労働者の怒りを恐れ、下を向いてグラグラしています。だけれども、労働者自身はこの崩壊する社会の中で怒り、立ち上がり、前を向いて突き進んでいます。
ロシア革命から100年目になります。「パン・土地・平和」を求める本当に基本的な怒りが、同時に「全権力をソビエトへ」という労働者自身の権力の樹立へと突き進んでいったときに、形になりました。今、「パン・土地・平和」を求める人々の怒りは燃え上がっています。そして、この社会を回しているのは労働者であり、人間の労働です。僕ら自身の力で新しい社会を創ろう、この思いが形になったときに革命が起きるんです。今情勢は革命へと向かっています。だけども、革命へ向かおうという政党がまだ力を持っていない、まだ多くの人たちに見えていない。朝鮮戦争に反対し、労働者自身の生きる力を取り戻す政党を今回の選挙においてこの日本に登場させたいと考えています。
三里塚が数十年かけて育て上げた力はこの日本中に散らばっています。その全てを集め、労働者自身の権力へ向かってともに突き進んでいきましょう。この空港を廃港にしていく力を、三里塚農民が示した意志を形にする闘いをともに始めていきましょう。