天神峰カフェ大盛況 多彩な顔ぶれで見学と交流
天神峰カフェ大盛況
多彩な顔ぶれで見学と交流
8月27日、第7回の天神峰カフェが成田市天神峰・市東孝雄さん宅離れで行われ、初参加の6人を含め、17人が集う大盛況の集まりとなった。 前日、東海原発反対集会で決戦本部長の太郎良陽一さんから誘われた茨城の男性は、朝の10時に到着し、さっそく太郎良さんの案内で現地調査。
東京からは「三里塚を採り上げたい」というフリーライターの人が午前10時30分ころ来訪し市東孝雄さん宅で交流。
正午からは、故北原事務局長を偲ぶDVDを鑑賞し、事務局長の偉業と闘魂を心に刻んだ。
午後1時から17人全員がそろい、それぞれが自己紹介をした。動労千葉から初めて参加した宮内正志さんと滝口誠さんが発言した。宮内さんは「JRで貨物運転士をしていました。空港へのジェット燃料輸送と闘いました」とあいさつ。滝口さんは「第3滑走路建設をめぐって横芝光町でも運動が起きているようですが、私たちの呼びかけで館山市でも『内房線と地域を守る会』が結成され、署名運動が始まりました。地方切り捨てを許さない同じ動きだと思います。動労千葉も連帯していきます」と述べた。
初参加者は天神峰、東峰地域を太郎良陽一さんの案内で現地見学。南台の市東さんの畑では、市東さん自身が、NAAが主張する畑の場所特定の誤りなどを説明した。
反対同盟の宮本麻子さん夫妻と茨城の男性らは、第3滑走路敷地および横芝光町に建てられた「空港機能強化断固反対」の看板を3部落10カ所で見て回り、600戸の強制移転、1000㌶にもおよぶ自然破壊のひどさに怒りを募らせるとともに、地域住民の「騒音地獄反対」の決起に勇気づけられた。
午後3時半。市東さんの離れに戻り、それぞれが感想を語り合い散会した。次回は9月17日、横芝光町で行われる「襤褸(らんる)の旗」上映・講演会に「天神峰カフェとして参加する」方針が太郎良陽一さんから明らかにされ、参加が呼びかけられた。
★「9・17襤褸の旗上映、三留理男さん講演会」。9月17日(日)午後1時 千葉県山武郡横芝光町横芝922―1 横芝光町文化会館 最寄り駅は総武本線横芝駅 主催:上映実行委員会