ピンスポット 東峰・萩原さん宅で稲刈り 全員汗だくで一気に 日照不足に負けず成長
週刊『三里塚』02頁(0975号01面04)(2017/09/11)
ピンスポット
東峰・萩原さん宅で稲刈り
全員汗だくで一気に
日照不足に負けず成長
(写真 猛暑の中の稲刈り【8月24日】)
8月24日、敷地内東峰部落の萩原さん宅で、恒例の稲刈りが行われた。
今年は8月半ばの低温と日照不足で稲の生長不足が心配されたが、「フサコガネ」の稲はすくすくと成長した。
台風の襲来で稲が倒され、ぬかるんだ田んぼとの格闘となった昨年とは打って変わって絶好の稲刈り日和となった。
この日の成田市の気温は33℃、真夏の刺すような日差しが照りつける中、全員が汗だくになりながらの作業となった。始めに2枚の田んぼの四隅と地面がぬかるんだところを手刈りし、次に外周をバインダー(一列ずつ稲を刈り取り結束する機械)で刈りとってそれをハーベスター(自走する脱穀機)で脱穀していく作業(残った稲わらは干して様々なことに活用される)とコンバイン(刈り取りと脱穀を兼ね、稲わらは粉砕する)での刈り取りを並行して順序良く作業を進めた。2枚の田んぼの刈り取りは昼過ぎには完了し、収穫した米は早速乾燥機にかけられた。
もみ殻を取る「するす」を終え、今年できあがった玄米は一反あたり例年並みの8俵強であった。