〝最高の草取り日和〟 天神峰カフェ賑やかに開く
週刊『三里塚』02頁(0973号02面04)(2017/08/14)
〝最高の草取り日和〟
天神峰カフェ賑やかに開く
(写真 落花生畑で草取り【7月23日】)
7月23日、第5回天神峰カフェが成田市天神峰の市東孝雄さん宅離れで開催された。
この日は、カフェの発案者である反対同盟婦人行動隊の木内敦子さん、宮本麻子さんが、毎年恒例の福島からの家族を受け入れる保養活動で勝浦に出かけていたため、決戦本部長の太郎良陽一さん、反対同盟事務局の伊藤信晴さんが陣頭指揮をとった。
午前中、初めて参加した周辺住民の方を、現地のスタッフを案内につけ第3滑走路建設予定地の現地調査へと送り出した。そして、この間の急激な草の成長になかなか手がまわらない現状を見てカフェに合わせて草取りをやろうと計画を立てていた伊藤さんは、当日の曇り空を見て「今日は最高の草取り日和だ」と意気揚々と市東さんの落花生畑におもむいた。落花生は一度抜いてしまうと二度とつかないため他の草取りよりも神経を使う。太郎良さんもまた決戦本部長として草取り決戦の先頭にたち、負けじと作業に励んだ。
午後からは、常連の参加者も合流し、離れで映画『襤褸(らんる)の旗』の上映を行った。「思ったより涼しいから」と伊藤さんと太郎良さんは草取りを継続、現地の仲間も加わった。二人は、午後3時の休憩もとらずに没頭し、それぞれ一列ずつの草取りを貫徹した。
その後離れに戻り、次回を8月27日とカフェ参加者と確認し、一日の行動を終えた。