三芝百景　三里塚現地日誌　2017
　７月４日（火）〜７月１７日（月）

●国土交通省は、「訪日誘客支援空港」として32の地方空港を選んで着陸料の軽減などを行う。（４日）
●日本とＥＵの経済連携協定（ＥＰＡ）交渉が大枠で合意した。農産物の輸入制限大幅緩和が〝目玉″となっており、自動車輸出のために農業を犠牲にする農業・農民切り捨てを狙う。（５日）
●三里塚闘争支援連絡会議（支援連）は、京成成田駅頭で市東さんへの強制執行を許さない街宣行動を行った。（５日）
●ＮＡＡの元上席執行役員・栗田好幸容疑者が、収賄の容疑で逮捕された。（５日）
●航空機騒音で〝陸の孤島″と化す、いわゆる「谷間地域」の被害の深刻さを毎日新聞（千葉版）が報道した。（６日）
●済州島の第２空港建設に反対する農民２人とＭＢＣテレビのスタッフなど計７人が三里塚を訪れ、ＤＶＤ「三里塚闘争不屈の50年」の鑑賞、反対同盟の農作業撮影、天神峰、東峰周辺の現地調査を行った。（７日）
●済州島のテレビスタッフが萩原富夫さんの農作業撮影を行い、インタビューをした。（８日）
●横芝光町騒対協（成田空港騒音対策地域連絡協議会）に対する「空港強化見直し案」の説明会が開かれたが、「これまでにも十分に空港に協力してきたが今が限度。機能強化は絶対に認められない」などの反対の声が相次いだ。（８日）
●「三里塚現地闘争＆樫の木まつり」に全国から１８０人が参加して大盛況となった。（９日＝写真）

●第３誘導路取り消し訴訟が千葉地裁民事第３部（阪本勝裁判長）で開かれた。その後、千葉市中央区で強制執行反対署名活動を行い67筆を集めた。（11日）
●空港周辺９市町の議会でつくる「連絡協議会」の総会で「機能強化に最大限取り組む」との決議を採択した。（14日）
●反対同盟と支援連による51回目の空港周辺地域一斉行動が闘われた。（15日）