殺人罪デッチあげ起訴弾劾 大坂同志を奪還しよう
週刊『三里塚』02頁(0971号01面05)(2017/07/10)
殺人罪デッチあげ起訴弾劾
大坂同志を奪還しよう
(写真 大坂正明さんの無実を訴え裁判所前で情宣活動【6月7日 千代田区】)
6月28日、大坂正明同志への許しがたい「殺人罪」デッチあげ起訴が強行された。東京地方検察庁は、大坂正明同志を「殺人」「現住建造物等放火」「傷害」「公務執行妨害」「凶器準備集合」という五つの罪名でデッチあげ起訴、翌日には、一緒に逮捕された鈴木哲也同志を「犯人蔵匿(ぞうとく)」で起訴した。絶対に許すことができない!
大坂同志は無実
警察官殺害の「証拠」は一切ない。警察の拷問的取り調べによって作られたうその「供述調書」があるだけだ。警察・検察は71年11・14渋谷暴動闘争時に大坂同志がどこにいて、何をしていたかもつかんでいない。追いつめられた権力は、大坂同志への極悪のキャンペーンを必死に組織しようとした。とりわけ朝日新聞がその手先となり、権力がリークするデマ情報を意図的にたれ流した。だが、そのすべては大坂同志の完全黙秘・非転向の闘いによって粉砕された。今や大坂同志と星野同志の無実・無罪の訴えが全社会に急速に浸透していく情勢を迎えている。沖縄全島ゼネストと連帯して闘われた1971年渋谷暴動闘争への政治的報復の一点で、大坂同志を46年も指名手配し、星野文昭同志を42年も獄中に閉じ込めてきたのだ。
星野同志奪還へ
星野文昭さんは下獄して30年。法務省は無期刑の終身刑化を進めている。絶対に許せない。「無実の星野さんを直ちに解放しろ」の巨大な声を徳島刑務所へ、法務省へ、さらに四国地方更生保護委員会へ向かって全力で上げよう。7月14日、15日、「星野文昭さんをとり戻そう!全国再審連絡会議」は、星野同志が闘う徳島の地で全国総会を開催する。星野闘争は、国家権力との真正面からの闘いである。70年安保・沖縄闘争の地平を今日の闘いの中によみがえらせ、国鉄闘争、階級的労働運動の発展と一体でゼネスト—革命の展望を切り開く闘いだ。
星野・大坂同志奪還、公安警察解体の闘いを青年・学生とともにやりぬこう。
(大戸剛)