大地の響き 投稿コーナー
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芋ほり交流会に参加
江戸川産直の会 岸上雅博
6月4日(日)、江戸川産直の会として会員20人とともに産地交流会に参加しました。
毎年この時期にじゃがいも堀り産地交流、秋にはさつま芋掘り産地交流があります。
親子2代、3代にわたり農地強奪攻撃と真っ向から闘っている市東孝雄さんと萩原富夫さん。完全無農薬・有機野菜を作り始めて30年。野菜の種類も60種類の中から、年によって50種類くらいを選び千葉、東京、大阪方面など全国に届けている。そんな中で、「江戸川産直の会」を約10年前に立ち上げ、江戸川区とその周辺に消費者を拡大する運動を行ってきました。
今年の芋ほりは天候にめぐまれ、畑見学、じゃがいも掘り(つる切り機で刈った後を消費者会員が手で掘る)、青空交流会、子供たちお楽しみのトラクター試乗と盛りだくさん。畑一面に広がるじゃがいも畑の一角を掘り、豚汁などじゃがいもづくしの料理や漬物などをいただきながら産地交流。そのおいしさは格別です。
集まった約70人の会員は、何回も来ている人もいれば、初参加の人も。子ども連れが多く、広々とした畑で、じゃがいも掘りを経験し、この上なく楽しい時間を過ごしていました。会員の参加者は「いつもおいしく野菜をいただいています」。4回目という参加者も「また何度でも来たい」と。
今回の萩原さんの清水の畑は、成田空港用地内、周りをフェンスで囲まれ、畑まで行くのにバラ線の通路を通っていかなくてはならない。大雨が降ったときには、フェンスのために排水路も確保されていない、そして目の前を轟音を立てて飛行機が飛んでいます。交流会の中でも、市東さんから農地裁判の説明もあり、私たちは、消費者のためにも、絶対にこの畑を守り続けなくてはならないと痛感しました。
共謀罪強行に危機感
多古町 鈴木義則
安倍政権によって共謀罪の採決が強行された。本当にひどい。民主主義の危機だよ。主権在民というが、危ない状況になっている。施行されたら、誰でもひっぱられかねない。「犯行」が実行されていない「計画」の段階で処罰するというのは、現代の治安維持法だという指摘もあるけど、本当にそうだ。今までの感覚では考えられない。
こういう法律はいったん成立すると運用でどんどん拡大していくのが目に見えている。「国旗・国歌法」の制定の時をよく覚えている。国会の論議の中では野党の批判もあったから、それをかわす意味で「強制ではない」などと適当な答弁をしていた。だけど、実際に法律になれば、強制されている。若い人に何とかがんばってほしいけど、今の教育がひどい。森友学園なんか「教育勅語」を幼稚園の生徒におしつけている。今の憲法下で信じられない。
50年、権力と闘う反対同盟の闘いに期待している。あきらめずに声を上げ続けていかなければならないと思う。