北島くにひこさんの訴え
週刊『三里塚』02頁(0970号01面04)(2017/06/26)
北島くにひこさんの訴え
北島くにひこさん 1959年、山口県岩国市生まれ。中央大学法学部卒業。広告会社で労働運動を始める。非正規職労働者の組織化と反戦・反原発運動で志を貫く。元杉並区議会議員。一般合同労働組合東京西部ユニオン副委員長。
共謀罪強行採決、本当に許し難い。7月の都議会議員選挙、共謀罪をぶっとばす選挙戦として闘おう。今回の強行採決で明らかになったことは、安倍が徹底的に追いつめられているということだ。一つは、加計学園疑獄に見られる底なしの腐敗が日々暴かれていること。もう一つは、「戦争動員には絶対に屈しない」という労働者の団結が崩されていないことだ。労働者の団結こそが共謀罪を根幹から打ち砕く最強の力だ。でっち上げ弾圧許さず、労働運動、学生運動の弾圧の元凶である公安警察、警視庁公安部を解体しよう。
小池都知事は、市場、保育、都営交通を民営化し、行政として責任を負ってきた仕事を全部大企業の利益のために差し出そうとしている。労働組合を破壊し、戦争反対の声をつぶす安倍と同じだ。民営化は労働者にとって百害あって一利なしだ。これこそが都議選で問われなくてはならない。(6月15日 国会前)