芝山町騒音下の住民が「生活を守る会」を発足
週刊『三里塚』02頁(0969号02面04)(2017/06/12)
芝山町騒音下の住民が「生活を守る会」を発足
5月27日、芝山町の騒音下住民が「空港機能強化案から生活を守る会」という新たな団体を立ち上げた。A滑走路とB滑走路の延長線上に挟まれた「谷間地域」の住民らを中心に約30人が集まった。住民は「二倍の頻度で騒音を受けている」と被害を訴え、強化案による被害の悪化を懸念している。
同会は今後、国土交通省、NAAなどに「計画撤回」を求めて要望していくという。
今回の新団体発足は、住民の主体的な行動という意味で、大きな意義を持つ。成田市、芝山町、多古町、横芝光町などには騒音地獄拡大計画への広範な怒りが存在することが明らかになっている。
立ち上がり始めた住民の行動を押しとどめることは誰にもできない。