大地の響き 投稿コーナー
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青年と共に現地調査
農地を守る会・茨城 木村郁夫
市東さんの農地を守る会・茨城では4月22日、三里塚闘争陣形拡大に向けて青年労働者を対象とした現地調査を行いました。当日は反対同盟をはじめ、現地闘争本部、全学連の皆さんに準備をしていただき、労農連帯の拡大に向けた第一歩として大成功することができました。
今回参加してもらったのは、動労水戸、常南交通労組、茨城県地域連帯労組、そして動労千葉、あわせて5名の青年が参加してくれました。青年たちは現地調査で、市東さんの不屈の思いをつぶすためにかけられている農地強奪攻撃や、軍事空港完成を阻み続けている東峰集落、墓地、神社の存在を、しっかりと感じ取ってくれたと思います。そして、あくまでも反対同盟を解体して戦争へと突き進む国や資本の攻撃に、反対同盟と連帯して自分達も立ち上がる存在であることをつかんでくれたと思います。
三里塚反対同盟の闘いは、軍事空港建設を半世紀以上にわたって阻止してきただけではなく、国や資本と絶対非和解で闘うことができる階級的労働運動を育ててきたと思います。私は、それが動労千葉であり動労水戸だと思っています。戦争と首切り攻撃が襲いかかっている青年労働者にこそ、市東さん、萩原さんの闘いを知ってもらい、反対同盟の歴史を知ってもらって、労農連帯の力を我がものとして資本に立ち向かってもらいたいと思っています。
市東さんの農地を守る会・茨城では、署名活動を武器にさらに青年に三里塚闘争への決起を呼びかけていきたいと考えています。5・25裁判闘争、7・9現地集会へ、さらに奮闘していきます。(動労水戸書記長)
新自由主義との激突
農地を守る会・茨城 野澤英人
4月22日、市東さんの農地を守る会・茨城として青年労働者を現地決戦本部に連れて行く事を実現しました。呼びかけ人代表である動労水戸書記長の木村さんのご尽力のおかげです。木村さんには動労千葉、青年部の参加、茨城県内の青年の参加の呼びかけにも全力で取り汲んで頂き感謝の思いで一杯です。動労総連合の若き同志が会した事はこれからの三里塚の闘いに弾みが着くものだと感じています。現地調査は耕作権裁判で権力と争っている南台の畑の調査から始まり東峰墓地、東峰神社などを回り闘争本部で安らぎのコーヒーを頂きながら、市東さん、現闘、全学連行動隊の同志達と我ら労働者の同志達が三里塚にかける思い、労働運動にかける思いを語り合いました。1時間程の時間ではありましたが若き同志の胸中には三里塚闘争50年の歴史が深く刻まれたのではないのでしょうか。
交流会後は農作業の手伝いを行いました。総連合青年に三里塚の闘いを知ってもらうには半日では足りない感がありましたが充実した時を過ごせたのではないでしょうか。自分も三里塚との関わりは深いものではないですが、労働運動を通し三里塚闘争とは国家権力と1%の資本家から成る新自由主義社会との激突そのものだと感じています。国鉄、三里塚、星野、福島、沖縄、そのすべての闘いが労働者と国家権力、資本家階級との闘いだと三里塚闘争に携わって深く感じました。これからも身体を張って市東さんと共に闘っていきたいと思います。(小竹運輸労組副委員長)