ピンスポット
　木戸台にも「反対」看板立つ
　〝頭上３００㍍飛行阻む〟
　「機能強化」に住民の怒り

　４月７日、横芝光町の木戸台地区で「空港機能強化反対」の看板が３カ所に立てられた。木戸台地区は、横芝光町の北端に位置し、３５００㍍の第３滑走路が建設されると、強制移転区域を除けば、騒音の最も激しい場所となる部落だ。２月上旬に看板が立てられた同町中台地区の東隣にあたり、「中台地区に続け」と今回の看板設置となった。第３滑走路は現在のＢ滑走路より５㌔南に位置し、飛行回数も現在の４万回の４倍＝17万回に増える。「頭の上３００㍍をジェット機が飛ぶことなど許せない」という声があふれている。さらに横芝光町は空港から離れている結果何の補償もなく、こうむるのは「騒音被害だけ」という怒りが満ちている。別の地区でも看板設置が計画されている。「空港機能強化」は住民の怒りに包囲されている。