ピンスポット 成田市で「襤褸(らんる)の旗」を上映 谷中村は生きている 習志野、千葉からも参加
週刊『三里塚』02頁(0964号01面05)(2017/03/27)
ピンスポット
成田市で「襤褸(らんる)の旗」を上映
谷中村は生きている
習志野、千葉からも参加
3月18日、成田市公津の杜「もりんぴあこうづ」で上映実行委員会(太郎良陽一委員長)主催による「襤褸の旗」上映会が開かれ70人が参加した(写真)。このうち3分の2が、ビラやイベント情報を見てかけつけた住民。遠く習志野市や船橋市、千葉市から来た人もいた。参加者は主演の三国連太郎の熱演に引き込まれ、現代に通ずる足尾鉱毒反対闘争の意義をあらためてかみしめていた。
映画終了後、1974年の映画撮影時、エキストラで参加した三里塚現闘員が「撮影こぼれ話」を紹介。「この映画は反対同盟の協力で作られ、そのかなりの部分が成田市で撮影された」と語った。別の現闘員が谷中村闘争と三里塚の歴史について紹介、「戸村一作委員長は谷中村は三里塚に生きていると言った」と紹介すると参加者は感慨深げだった。