〝内房線を守ろう〟 館山で地域集会が大成功
週刊『三里塚』02頁(0962号02面04)(2017/02/27)
〝内房線を守ろう〟
館山で地域集会が大成功
2月4日、内房線と地域を守る会の呼びかけた「内房線切り捨てのダイヤ改正に反対する集会」は、地域住民、動労千葉組合員など170人が参加し、第二の分割民営化による労組破壊・地域切り捨てに反撃した。
主催者あいさつとして松苗禮子代表は、腹話術でアピールを行い、「JRのやり方はおかしい。絶対に諦めない」と訴えた。青木愛参議院議員、館山市議の鈴木順子議員、石井敏宏議員、内房線と地域を守る会の呼びかけ人など各界の意見が表明された。元教員、弁護士、元新聞記者の呼びかけ人は、「公共交通である鉄道を住民の意思を無視して運行すること自体がおかしい」と発言した。
動労千葉木更津支部の山田繁幸本部執行委員は、ダイ改のたびに館山運転区廃止や特急の廃止などの地域切り捨てが行われてきたことをあげ、内房線や久留里線の切り捨ては「田舎者は我慢しろと言わんばかりだ」とJRを弾劾した。
集会のまとめを、守る会の住民が行い、南房総版南京玉すだれで盛り上がる中、集会は締めくくられた。