三里塚営農だより 防風林破壊の被害 萩原富夫さん宅

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週刊『三里塚』02頁(0961号02面08)(2017/02/13)


三里塚営農だより
 防風林破壊の被害
 萩原富夫さん宅

(写真 「ビロードのよう」な萩原さん宅の土。防風林の「東峰の森」が伐採されたため管制塔が見える【1月23日撮影】)

 「ビロードのような土」。戦後、荒れた雑木林を開拓し今では年50品目以上の野菜ができる畑になった萩原さんの土。反対同盟婦人行動隊の生みの親・北富士忍草母の会が手に取ってもらした感想です。なんでも作れるビロードのような土ですが年に何度かこの土地特有の赤っ風(砂嵐)に苦しめられることがあります! それが2月2日でした鼻は真っ黒、耳も真っ黒で目はシバシバに。人もそうですが野菜の被害も少なくありません!昔からこの被害を避ける為に畑を囲むように防風林が有りましたが空港建設とともに伐採が増えて(東峰の森)赤っ風は前よりひどくなっているようです。そんな中で今回収穫したジャガイモ(品目、出島)が豊作でした。「今回は作付け時期の見極めが成功した」と富夫さんも鼻高々。これから人参、ジャガイモの作付け時期に入ります。富夫さんの見極めの腕の見せ場です!
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