三里塚営農だより
　市東孝雄さん宅
　執行阻止へ立とう

　１９６５年、富里村の農民の猛反対で建設を断念した成田空港が地元住民に一言の断りもなく閣議決定し、今なお完成せず、とぎはぎだらけの無様な姿をさらして51年目の今年、戦後最大の強制収用を強行しようとしています。
　しかし住民の反対の闘いが半世紀も空港完成を阻んでいるように、さらなる闘争の爆発は確実です。
　１月９日の反対同盟の新年旗開きに参加したすべての人びとの決意はこれまで三里塚闘争にかかわった人のみならず、国策や資本主義に苦しんでいる人たちに必ず伝わっていきます。
　国策に苦しんでいる人の痛みが分かった時、市東さんの苦しみが自分の痛みと分かった時、人は決起します！
　時間はあります。一人ひとりが市東さんとなって決戦に立ち向かおう！かけがえのない農地を守りぬこう。