動労千葉旗開き 異次元外注化と対決 市東さんがメッセージ 「労農連帯の絆強く」

週刊『三里塚』02頁(0959号02面03)(2017/01/16)


動労千葉旗開き
 異次元外注化と対決
 市東さんがメッセージ 「労農連帯の絆強く」

(写真 動労千葉の旗開きで発言する反対同盟の太郎良陽一さん【1月7日 千葉市】)

 1月7日、千葉市内のDC会館で、動労千葉の団結旗開きが行われ、反対同盟から太郎良陽一さん、伊藤信晴さんが参加した。冒頭、動労千葉の田中康宏委員長が年頭のあいさつに立った。「これまでの世界支配のあり方が全部崩れ落ちようとしている。
 韓国・民主労総の闘いに学び、連帯する社会的ゼネストをやり抜こう」と呼びかけ、第二の分割・民営化とも言うべき、外注化を異次元に拡大する分社化・転籍攻撃、地方切り捨てと対決し、3月ダイ改正阻止のストライキをかまえる決意が語られた。
 続いて、来賓のあいさつとして反対同盟事務局の太郎良陽一さん、伊藤信晴さんが登壇した。太郎良さんが、風邪のため出席できなかった市東孝雄さんのメッセージを読み上げた。「最高裁棄却決定は、追い詰められた権力のあがきです。国家の理不尽さに怒りを倍にして大反撃を叩きつけたい。動労千葉の皆さんは、権力・資本の横暴を許さず闘って、労働者の生活と権利を守り抜いてきました。そして私たち反対同盟を50年の長きにわたって支え、ともに闘ってきた同志の間柄です。さらに民主労総の国際連帯の橋渡しになっていただいています。これからも労農連帯の絆をより固く結び、団結してともに勝利するまで闘いましょう」との呼びかけに会場は拍手で応えた。さらに決戦本部本部長として、大衆的実力闘争の復権に向けた闘志みなぎる強制収用絶対阻止の決意を表明し、現地への大結集を呼びかけた。
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