団結街道

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週刊『三里塚』02頁(0959号01面05)(2017/01/16)


団結街道


 「2017年、待ってました。皆さんの登場です。一人ひとりが市東孝雄になって闘おう」——旗開きで市東さんが訴えた。これに応える決戦本部が、翌1月10日朝8時、行動を開始した▼市東さん宅離れに集まった仲間を前に、本部長の太郎良陽一さんが第一声を発した。「強制執行に対して、市東さんとともに闘う大衆的な実力闘争を何としても実現したい。その最先頭に決戦本部が立ちます」。伊藤信晴さんも続く。「決戦本部を立ち上げて、動き出したこと自身が権力や空港会社に打撃を与えている」▼動き始めて、新たなプランも次々と沸いてくる。「反対同盟のツイッターで、決戦本部に集うみんなが発信するようにしよう」「1月21日の市東東市さんの命日には、ここで三里塚のDVD上映会をやろう」と意欲的だ。「今日の情宣はこの地域を回ろう」と論議し、さっそく太郞良さんが、宣伝カーに乗り込んで周辺騒音下地域へと出発した▼旗開きの後には、反対同盟と動労千葉の交流会が市東さんの離れで行われた。発行された「決戦本部ニュース」第1号では、「一緒に援農、現地調査、街頭宣伝、周辺行動を!」と、往来・交流を呼びかけている。現地に足を運び、決戦本部に集い、ともに強制収用阻止のスクラムを組もう▼胸躍る年の幕開けだ。決戦本部を中心に、労農連帯と国際連帯をさらに発展させて、全人民決起をつくりだし、農地決戦に勝利しよう。
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