11・12 動労千葉訪韓団、100万と合流 反対同盟・萩原富夫さん参加
11・12 動労千葉訪韓団、100万と合流
反対同盟・萩原富夫さん参加
11月12日、歴史的なパククネ打倒の闘いがかちとられた。この日ソウルで開かれた民衆総決起大会とデモには、民主労総を先頭に、100万人を超える労働者、農民、学生をはじめあらゆる階層の人民が結集した。動労千葉訪韓団約はソウル地域本部の隊列に加わってともに闘った。反対同盟の萩原富夫さんも参加し先頭で闘った。 「パククネ退陣」「セヌリ党(与党)解体」「パククネを拘束しろ!」。12日夕刻、民衆総決起大会をかちとった労働者人民の巨大な隊列が続々とデモに出発した。
デモ出発後、その数はうなぎのぼりに増え、市庁前広場での50万人から、デモ隊が光化門に到着した頃には100万人を超えた。この数は、韓国の歴史上最大規模の決起である。光化門前でのキャンドル集会は夜中まで続いた。これを中心にソウル中心部は闘う労働者人民の手で完全に制圧され、解放区と化した。
動労千葉訪韓団は、動労千葉・動労水戸などを先頭に220人を超える大部隊を形成してこの日の闘争に参加した。
午後4時前から始まった民衆総決起に先立って同じ市庁前広場で民主労総の全国労働者大会が開かれた。この場で動労千葉の田中康宏委員長が、動輪旗を持った組合員と一緒に、世界各国からの代表団とともに壇上に並び司会者から紹介された。デモの渦中でも、動労千葉や全学連の旗をひるがえして進む訪韓団の隊列に、韓国の人びとの注目が集まった。
萩原富夫さんは翌13日、訪韓団と共に、公共運輸労組が「パク政権退陣」を求める座り込み現場やセウォル号遺族が責任者の処罰を要求している座り込み現場を訪れて交流、現地から持参したDVD「三里塚闘争―不屈の50年」(ハングル字幕版)を贈呈した。