投稿 福島菊次郎写真展で新たな出会いが
週刊『三里塚』02頁(0954号02面07)(2016/10/24)
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福島菊次郎写真展で新たな出会いが
(写真 成田市での写真展【7月22日】)
三里塚50周年の企画として、反骨の報道写真家として知られる故・福島菊次郎さんの写真パネルを展示する写真展が開催されました。
パネル保存会の協力を得て、福島さんの写真パネルの中から、三里塚に関するパネルの全てを展示。あわせて、市東さんの農地問題や第3滑走路の問題など、三里塚の今を伝えるパネルも展示しました。7月から9月にかけ、東京、成田、朝霞、千葉の4カ所で各地の人びとが実行委で開催し、私は成田のスタッフに加わりました。
成田では、7月19日から24日まで6日間の開催。71年の強制代執行の時に足を運んだという人や、連れ合いが航空貨物に勤めている人など、地元ならではのさまざまな人が見に来てくれました。
福島さんの写真をじっと見つめて1時間ちかく見ていく人、かつての記憶をたどりながらスタッフと2時間くらい話し込んでいく人。写真を見終えた人に「最高裁で闘っている」と話すと「応援します」と市東さんの署名、カンパに応じてくれるなど、貴重な出会いがいくつもあって、本当にやってよかったと思いました。