パククネの弾圧打ち破りゼネストを闘う民主労総

週刊『三里塚』02頁(0954号02面04)(2016/10/24)


パククネの弾圧打ち破りゼネストを闘う民主労総

(写真 ハンサンギュン委員長)

 1995年の結成以来、数々の苦闘を経た民主労総(韓国民主労働組合総連盟)は、2015年1月1日のハンサンギュン委員長体制成立をもって、新たな飛躍をなしとげた。民主労総の初めての直接選挙制で選出された第8期新任執行部はハンサンギュン委員長、チェジョンジン首席副委員長、イヨンジュ事務総長の体制だ。
 2014年12月に行われた4候補の選挙戦でハンサンギュン指導部は一貫して「ゼネスト指導部」を掲げ選挙戦を闘い勝利した。そして就任と同時に総連盟をゼネスト闘争本部に転換してパククネ政権との全面戦争の準備に入った。
 ハンサンギュン新任委員長は「19年たって初めて行われた民主労総役員直選制の結果、『辺境』の解雇労働者が委員長に当選する異変を起こした」「組合員の力を合わせて民主労総が2千万労働者全体の中心となり、この社会を正しく牽引し、政権と資本の暴走に制動をかける出発点に立ったと考える」と述べ、就任と同時にパククネ政権の新自由主義攻撃、非正規職拡大に対してゼネストを準備していく計画だと明らかにした。
 そして、2015年の11・14民衆総決起闘争の爆発を経て、16年ゼネスト闘争を強烈に展開している。ハンサンギュン委員長は同「民主総決起闘争」を口実に逮捕され、今年7月4日に懲役5年刑を言い渡され現在服役中だ。
 こうした弾圧をのり越え民主労総は、現在9月27日からの第2次ゼネスト闘争を展開している。連帯を深めよう。
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