京都・東京 韓国ゼネストと連帯し 10・21反戦闘争が高揚
週刊『三里塚』02頁(0954号01面03)(2016/10/24)
京都・東京
韓国ゼネストと連帯し
10・21反戦闘争が高揚
京都
「10・21国際反戦デー闘争in京都」が京都大学全学自治会同学会と全学連の呼びかけでかちとられた。京大バリストから一周年。あらゆる弾圧を粉砕し突き進む京大生を先頭とした学生運動は新段階へと突入した。京大当局は前日に「告示第7号」で集会禁止を打ち出し、当日は学生課窓口を封鎖した。これを打ち破り数百枚のビラが受け取られ、昼のキャンパス集会では京大生が次々と発言に立った。「処分されるべきは山極・川添だ」、「悪法も法なりでは戦争は止められない」と安倍政権のすすめる改憲・戦争の道を掃き清める京大当局への怒りがたたきつけられた。作部羊平同学会委員長は基調提起の中で、京大生の思いを共有して昨年を超えるストをやると宣言、年内3万筆署名の達成と無数のクラス決議、11・6集会への結集を呼びかけた。その後、キャンパスデモから京大包囲デモ、さらに夕方の市内デモへと圧倒的注目と声援を受けながらデモを貫徹し11月国際共同行動、11・6全国労働者集会の大成功を誓いあった。東京
東京では「韓国ゼネスト連帯!朝鮮戦争阻止!11・6日比谷へ」を掲げ、150人が渋谷区の代々木公園ケヤキ並木通りで集会を行った。冒頭、民主労総第2次ゼネストの闘いが上映され、民主労総の歴史的決起への感動が会場全体に広がる中で集会は始まった。全国労組交流センターの飯田英貴事務局長が基調報告に立ち、「11・6に日比谷野音を満杯にして日本の労働運動をよみがえらせよう」と訴えた。続いて「現代の治安維持法と闘う会」から森川文人弁護士が発言。さらに青年労働者、動労神奈川の中村幸夫委員長と、小池打倒の先頭に立つ東京西部ユニオンの北島邦彦副委員長がマイクを握った。繁沢敬一副委員長が動労千葉の闘争報告と11・6集会の先頭に立つ決意を表明した。
最後に、全学連の斎藤郁真委員長が、京大反戦ストの闘いを報告するとともに、「国際反戦デー闘争は総評のベトナム反戦ゼネストから反戦派労働者と全学連を先頭にした闘いの爆発となり、その闘いが、全世界に広がり、ベトナム戦争を終わらせた。11・6も戦争を止める歴史的な一歩としよう」と呼びかけ、デモに出発、渋谷の労農学市民と合流した。