三里塚営農だより 有機農業の強み発揮 萩原富夫さん宅
週刊『三里塚』02頁(0953号02面06)(2016/10/10)
三里塚営農だより
有機農業の強み発揮
萩原富夫さん宅
10月9日の全国総決起集会は、午前中の激しい雨で、急きょ畑にブルーシートを敷いて応急処置をしましたが、それでも水が染み出してどろどろになってしまいました。あらためて寒い雨の中、集会参加ご苦労様でした!
集会の基調報告の始めで富夫さんが話したように、あの畑は「清水の畑」と呼び、バターナッツというひょうたんのような形のカボチャ(特にニンニク炒めが美味しい)が直前まで植わっていました。
8月〜10月の雨の多さでも、カボチャ、ショウガ、サトイモなどが順調に育ってくれています。産直の年間出荷品目は約50品目で、農協に出荷する一般的な農家では考えられない多さです。農作業は大変ですが、有機無農薬野菜は、天候不順にもある程度順応できるのが強みです。
今、ケース野菜の中身は11品目で安定して消費者に届けられています。写真は富夫さんが枝豆(黒豆)の選別作業をしているところです。