支援・共闘団体の発言

週刊『三里塚』02頁(0953号01面04)(2016/10/10)


支援・共闘団体の発言

11・6日比谷野音へ
 動労千葉・田中康宏さん

 50年間、国家権力に屈しなかった反対同盟の闘いは日本の階級闘争の宝だ。動労千葉は、運転士が次々とたおれるような国鉄分割民営化の全面的な破たんを背景とした攻撃に、9月13日、16日、27日とストライキを打ち抜いた。JRのグループ会社ですべての労働者を5年間で全解雇にして、選別する、国鉄分割民営化と同じ攻撃に対する闘いだった。闘いはこれからです。動労千葉は韓国民主労総のソウル地域本部と共に、この11月6日、日比谷野外音楽堂で、全世界の労働者に朝鮮半島での戦争を阻止するたえめの集会を呼びかけている。戦争が起こる前に止める。労働者と農民への階級戦争で止めたい。11月6日から12日、13日韓国へ。

≪全日建運輸連帯労組関西生コン支部・西山直洋さん≫
 三里塚50年の闘いに断固連帯して勝利するまで闘う。私たち関生も50年を迎えた。継続して運動を続ける、これがまさに勝利への道だ。労働者の力で、この三里塚の闘争、そして沖縄問題、原発問題、すべての政治的な課題を解決させていく。関西でもこの三里塚を広げる。この11月6日に決起する。市東さんの署名活動をさらに展開する。

≪顧問弁護団・葉山岳夫事務局長≫
 昨年8月10日上告理由書を提出した。9月7日、最高裁デモと署名提出と要請行動、8月には上告理由補充書1を提出し、内藤光博教授の意見書を10月14日に最高裁に提出する。裁判闘争は三里塚現地の実力闘争と一体の闘争だ。弁護団はこの秋以降の正念場を闘いぬく。

≪市東さんの農地を守る会・群馬 清水彰二さん≫
 9月11日に、市東さんを迎えた10回目の集会を行った。市民運動、住民運動が三里塚のようにと訴えて運動を広げてきた。群馬合同労組は10年前に結成して、去年6月から中央タクシー分会が闘い始め10月23日に3回目のストに決起する。

≪市東さんの農地を守る会・茨城 木村郁夫さん≫
 今年市東さん、萩原さん宅での援農などに取り組んできた。市東さん、萩原さんにかけられている攻撃は沖縄や、福島で、社会的弱者の立場、私達労働者にも同じ攻撃だ。50年間貫いてきた絶対反対の意志があるからこそ全国の闘いが展開できている。最高裁に向かってさらにさらに力を増して押しかけよう。

≪全国農民会議・小川浩さん≫
 第3滑走路の問題は50年前とまったく同じで、三里塚だけでなくて、周辺にこれから新たな三里塚闘争が始まっていくんだという気持ちで闘う。50年前と比べて農家戸数は半分に減った。米価も半分。TPPと安倍農政に対して怒る農家は大勢いる。もう一度三里塚闘争とは何なのか、われわれ農民にとって何なのかをはっきりさせてやっていきたい。

≪福島3・11集会実行委・椎名千恵子さん≫
 福島から車3台で来た。戦争が始まる前に止める闘いの先頭に、50年間立ってきたのが三里塚。9月21日、三里塚DVD上映、現地調査に来た時のスライド上映で座談会をやった。そして福島で10月20日に集会をやる。

≪水平同盟・久原正子さん≫
 部落の更地化攻撃に対して、反対同盟と団結して必ず粉砕する。絶対反対の闘いを貫く。狭山闘争で新証拠が発見された。裁判所に再審を開かせる。石川さんと団結して、部落差別による労働者の分断を許さない。

≪婦人民主クラブ全国協・鶴田ひさ子さん≫
 市東さんはこの地で闘い抜く決意を表明した。この社会を変えるしかない。北海道に、沖縄に、東京南部に婦民の支部ができた。この社会を変えたいという女性たちが「日本死ね」と言って立ち上がる時だ。世界を変えることを知らしめていこう。

≪星野再審連絡会議・星野暁子さん≫
 9月4日430人で4回目の徳島刑務所包囲デモを行った。獄中の文昭に「必ず取り戻す」と叫んだ。三里塚と連帯し11月国際共同行動を闘い、その力で11・29星野全国集会の成功をかちとろう。

≪動労水戸・国分勝之さん≫
 動労水戸は結成30年を迎える。その5分の3は三里塚を一緒に担ってきた。国家権力に絶対に屈しないことを学んだ。この成田空港のぶざまな姿を見てほしい。私たちは負けてない。

≪全学連・斎藤郁真委員長≫
 市東さんの農地死守、三里塚闘争の勝利にむけて力を合わせて闘おう。韓国民主労総はじめ多くの仲間が、三里塚闘争に感動している。大学では、70年ぶりに軍事研究が始まった。京大では反戦ストに対して53年ぶりの無期停学処分が下された。10月3日の抗議集会で反撃した。10・21国際反戦デー行動は東京と京都で同時に開催する。

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