9・13 動労千葉が指名スト 過酷な乗務労働に怒り
週刊『三里塚』02頁(0952号02面05)(2016/09/26)
9・13 動労千葉が指名スト
過酷な乗務労働に怒り
(写真 JR千葉支社前で抗議に立つ動労千葉と支援【9月13日】)
動労千葉は9月13日、千葉運輸区のDL(ディーゼル機関車)の臨時工事用列車を対象に、指名ストに立った。工事用臨時列車は16、27、29日にも設定。4日の指名スト初日の13日は、3人の組合員がストに入った。ディーゼル機関車の業務は、過酷な労働の典型だ。乗務行路は、ダイヤ改定のたびに拘束時間が拡大され、泊まり勤務で1泊した後に、正午を超えて乗務させる行路が増えている。その業務に携わる組合員がストに立った。スト当日の13日午後1時、JR千葉支社前に組合員と支援50人が結集した。千葉運転区支部の高沢成夫支部長が「熱中症で倒れる人が出てもおかしくない。労働条件改善は絶対的使命だ」とスト突入を宣言し、指名ストの3人が決意を述べた。
川崎昌浩書記長の発言、各支部の決意表明、ユニオン習志野、ス労自主、動労千葉を支援する会、全国労組交流センター、全学連、動労千葉OB会がともに闘う決意を表明。全員でJR千葉支社にシュプレヒコールをたたきつけた。動労千葉の9・13以降のストライキは、①本線運転士の乗務行路緩和と高齢者対策の実施、②DL業務の労働条件確立、③外注化粉砕、大量退職を利用した組織破壊攻撃粉砕、④CTS(千葉鉄道サービス)の就業規則改悪阻止を掲げて闘われる。このストライキは、9月27日からゼネストに総力で立ち上がる韓国・民主労総との国際連帯だ。
動労千葉のストライキを全力で支え、新10万筆署名を推進し、11・6労働者集会への結集をかちとろう。