9・18 反対同盟 41回目の一斉行動に立つ 10・9集会の参加を訴え
9・18 反対同盟
41回目の一斉行動に立つ
10・9集会の参加を訴え
9月18日、反対同盟と支援連は、第41回目の空港周辺地区一斉行動を行った。朝8時30分に集まったメンバーは今まででも最大の結集。継続してきた一斉行動の成果を実感し、10・9集会前の行動ということで、宣伝の意気込みにあふれていた。
打ち合わせの段階から活発な討論が交わされた。まず、萩原富夫さんから「10・9前の訴えという事で大いに集会を訴えよう。小泉成田市長から深夜便延長の発言がなされたが、賛成する人間などいない。怒りの声を聞いてほしい」と提起。つづいて市東孝雄さんが「2日前に行われた沖縄での多見谷裁判長の反動判決に怒りを感じる。国策ならなんでもやっていいという態度を許さない。国交省の概算要求で第3滑走路経費が見送られた。8月末〜9月初めとされていた4者協議が遅れているのもその辺に理由があるのではないか」と発言した。
太郎良陽一さんは8月11日に成田市旧下総町名古屋地区で行われた第3滑走路に関する説明会についての情報を紹介し、「住民の不満が強いことが見て取れる。地域地域でいろいろ事情も異なるので、その辺で呼吸してほしい」と支援連に訴えた。「反対同盟ニュース」36号でも小泉発言と多見谷判決を弾劾した。
支援連の仲間は「ニュース」と「10・9ビラ」の2種類をもって一斉に担当地区に向かい、丸一日の宣伝活動を展開した。
伊藤信晴さんは、芝山町を回って「第3滑走路実現を目指す有志の会」の利権団体としての正体を暴露し、「8月末から9月初め」と言いながら、遅れに遅れている4者協議会の追いつめられた姿を暴いた。太郎良陽一さんは、前述の名古屋地区で説明会が開かれたことを踏まえ、下総地区の区長などを訪問して意見を交換した。宮本麻子さんは担当の成田市川上地区でのビラ入れ。
午後6時、市東さん宅離れに再集合して、成果を確認し合った。支援連各メンバーからは「もう一本の滑走路など絶対に許せない」「反対同盟ニュースで情報を得ている」「東京羽田空港をめぐる都心飛行コース反対の集会を聞いた」などの住民の声が報告されるとともに、「有志の会」が出した新しいパンフは「まったく配られていない」などの状況が話された。伊藤さんがこの日の大きな成果を確認してまとめ、次回の一斉行動を10月16日に取り組むことを確認して、一日の行動を終了した。