賛同署名推進を 〝市東さんの応援団〟に名前を連ねよう
賛同署名推進を
〝市東さんの応援団〟に名前を連ねよう
上告から1年が過ぎ、農地裁判の最高裁闘争は、いつ判決が出されてもおかしくない緊迫した状況にある。
9月7日、反対同盟は最高裁包囲のデモとともに、緊急5万人署名の第3次提出行動を行った。
署名は現在、20430筆となった。この署名運動を推進する力となり、市東さんの農地を守る陣形として築かれているのが「賛同」の取り組みだ。
反対同盟は緊急5万人署名を開始するにあたって、「緊急5万人署名運動の賛同人・賛同団体となって、署名運動を広く強く進める力」(反対同盟の賛同要請文)になってほしいと賛同の取り組みを呼びかけた。賛同署名は9月5日現在、433名96団体、計529となっている。
多くの労働者、農民、市民、あるいは動労千葉、動労水戸、関西生コンといった労働組合はもとより様々な団体が賛同に名を連ねている。また、先日亡くなられたむのたけじ氏をはじめ、森村誠一氏、勝目梓氏、加藤典洋氏、池内了氏など各界の著名人からも賛同が寄せられている。
賛同者やそのメッセージを掲載し、署名・賛同の広がりを伝える反対同盟の「賛同ニュース」も15号を数えた。各号とも目を通せば、「強制収用は絶対ダメ」「共に闘う」など、思いがギュッと詰まったメッセージであふれている。市東さんや萩原さん、反対同盟へのこの上ない激励であり、連帯表明だ。
たとえば、「賛同ニュース第7号」には、動労水戸・會澤憲一さんのこんなメッセージが掲載されている。「有機農業の大変さは少しは分かるつもりです。ただ農業を続けたいという気持ちを踏みにじる強制収用は許しません! 労農連帯して共に闘いましょう!」
一人ひとり、あるいは一つ一つの団体がより身近な仲間となり、団結を実感できる。さらに、名前を公表(非公表もあり)し、農地取り上げに真っ向から異を唱える賛同の拡大は、国や空港会社にとって脅威以外のなにものでもない。
まだ賛同されていない方は、重大情勢の今こそ〝市東さん応援団(萩原富夫さんの言葉)〟に名前を連ねて欲しい。
安倍政権の改憲・戦争攻撃をうち破るために、賛同の拡大は文字通り三里塚を労働者階級の一大拠点にする取り組みだ。労農連帯・国際連帯を目に見える形で示す運動だ。
とりわけ労働組合の取り組みが重要だ。団体の賛同は、3桁を突破しようとしている。職場、街頭で農地取り上げの問題、市東さんや反対同盟の闘いを広め、もう一回り二回り、これまでとは次元を画する賛同の拡大をつくりだそう。全国農民会議の闘いを前進させ、農民(団体)の賛同を広げよう。
※「賛同ニュース」は反対同盟のブログにも掲載されている。また署名用紙、賛同用紙もダウンロードできる。
http://www.sanrizuka-doumei.jp/