ピンスポット 台風襲来 悪条件ものともせず稲刈り 支援連かけつけ 〝手刈り〟でも奮闘
週刊『三里塚』02頁(0951号01面04)(2016/09/12)
ピンスポット
台風襲来 悪条件ものともせず稲刈り
支援連かけつけ
〝手刈り〟でも奮闘
8月27日、敷地内東峰部落の萩原富夫さん宅で、恒例の稲刈りが行われた(写真)。20㌃の田んぼの場所は、成田市堀之内。今年は台風が、9号を先頭に連続して襲来したため、稲刈りの日程選びにも苦労した。当日は、稲が濡れ、一部では倒れている悪条件の中だったが、支援も総出で、稲刈り作業に踏み切った。銘柄はおととしから採用している早生種「ふさこがね」。
田んぼの4隅は人力での作業となる。悪条件を想定して、例年より多い8人で作業に取り組んだ。4隅以外にも手刈りの場所が多くて時間はかかったが、何とか作業を終了。
脱穀を終えての収量は10㌃あたり7俵でまずまずだった。「久しぶりに手刈りに挑戦したが、昔ながらの稲刈りが実感できてなつかしかった」などの感想が出た。後は9月の決戦へ。