習志野弾圧 2人の仲間奪還 障害者の解雇撤回へ
週刊『三里塚』02頁(0949号02面08)(2016/08/08)
習志野弾圧
2人の仲間奪還
障害者の解雇撤回へ
習志野市役所で職場闘争を闘う「ユニオン習志野」に対して7月12日に行われたデッチあげ逮捕攻撃を粉砕し、2人の仲間を22日に奪還した。容疑は「詐欺」罪。大家に断らず執行委員がアパートに泊まったことを「詐欺」とするもの。しかし事実は、アパート契約の時、「執行委員のSさんもたまに泊まる」ことで大家の了承を得ている。権力は大家をダマし、「詐欺」行為をデッチあげ、弾圧の口実に使ったのだ。権力は48時間の勾留の後10日間勾留を延長し、家族や知人との面会も禁止し、11日間の間毎日4〜8時間に及ぶ転向強要を行った。
ユニオン習志野は、習志野市役所で「障害者枠」で採用された職員を「能力不足」を理由に不当解雇したことに対し、撤回闘争に労働組合として取り組んできた。この闘いは新聞にも30回近く取り上げられ、6月議会でも8人の市議会議員が一般質問をし、労働組合の影響力が拡大していた。これに追いつめられた習志野市当局と警察が、今回のでたらめな攻撃をしかけたが完全に粉砕した。