〝市東さんTシャツ〟ありがとう 現地調査を行って ふくしま合同労組 藤井千賀子

週刊『三里塚』02頁(0949号01面05)(2016/08/08)


〝市東さんTシャツ〟ありがとう
 現地調査を行って
 ふくしま合同労組 藤井千賀子


 7月24日、晴天の中、福島から6人の仲間が結集し、三里塚現地調査に入りました。さっそく市東さん宅の離れで味噌汁をごちそうになり、昼食を取りました。
 「現闘36年、気持ちは青年」という現役バリバリの歴戦の戦士より説明を受け、現地調査へと向かいました。すさまじい騒音と畑や家を囲っている鉄骨の壁は、ものすごい重圧感をもって迫って来ました。
 天神峰や東峰、菱田を回り、50年の三里塚闘争の中で、何度も決戦的な闘いがあり、そこに多くの農民や学生、労働者が結集し、国家権力と真っ向から闘い続けて来た歴史を感じ取ることができました。
 市東さん宅に戻ると午後の休憩時だったため、市東さんを始め、茨城から来られた大勢の援農隊(「市東さんの農地を守る会・茨城」の人びと)の皆さんとともにお茶やスイカを頂きました。
 福島の仲間は市東さんに近くでお会いでき、穏やかな笑顔の中に強さを感じたと感激していました。お茶を飲みながらのおしゃべりがとても明るく、仲間として溶け合える楽しい一時でした。
 帰りは、三里塚に来て、三里塚闘争に触れてから自分の人生の進むべき道が決まったことなど思いだし、初心に還り心も体も若返っていました。翌日、さっそく市東さんに頂いたTシャツを職場に着て行くとものすごい反響でした。一日で5人もの人から声をかけられました。「そのTシャツ、すっごくインパクトありますね」、「後ろのプリントは誰の顔ですか」など、そのつど三里塚闘争について説明することができました。
 「えっ成田闘争ってまだやってるんですか」「そのTシャツ着て静かに宣伝してるんですね」など若者からも受けていました。市東さん、ありがとうございました。このTシャツを着てあらゆる所に出没しようと思います。団結! 今度は援農に行きますね!
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