革共同集会 「労農連帯の力で」 市東さん、伊藤さんがあいさつ

週刊『三里塚』02頁(0949号01面02)(2016/08/08)


革共同集会
 「労農連帯の力で」
 市東さん、伊藤さんがあいさつ

(写真 9・7最高裁署名提出と10・9全国集会への結集を訴えた市東孝雄さん【7月31日 東京・江戸川区総合文化センター】)

 7月31日、東京・江戸川区総合文化センターで革共同政治集会が開催され、950人の結集で大成功した。集会には、三里塚反対同盟から3人が参加して市東孝雄さん、伊藤信晴さんが連帯のあいさつを行った。
 市東さんは「7・3集会は大成功だった。動労千葉ジェット闘争のすごさを改めて感じた」と切り出し、「今、最高裁でいつ判決が出されてもおかしくない段階に来た。築き上げてきた闘いをこれからも全力で続ける」「皆さんの力をもう一度貸してほしい。福島、沖縄、三里塚は国策と闘いぬいてきた仲間だ」「動労千葉を始めとした労農連帯の力で耕作権裁判でも勝利して、天神峰の地で農業を続けていきたい」と訴えた。
 伊藤さんは「TPPにの講演会を聞いて、農民も虫けらのように扱われ、生きられなくされている現実に衝撃を受けた。市東さんの農地を死守する決戦は、全農民の未来をかけた闘いだ」「5万人署名を訴える。9・7最高裁デモ、署名提出行動に参加してほしい」と声をふりしぼった。
 「資本主義は終わりだ! ゼネスト・革命で勝利を」と題した基調報告で天田三紀夫書記長は、①11月を東京・ソウル・全世界の共同行動としてかちとることを決定したことを訴え、②戦後労働法制解体攻撃を打ち破ること③京都大学における4学生への無期停学処分の攻撃をね返すことを強調、この三つを今秋決戦の決定的課題とすることを提起し、全参加者によって確認された。 さらに「われわれの眼前にあるのは新しい時代、すなわち資本主義の終焉(しゅうえん)であり、革命情勢だ」と強調、10 月の三里塚全国集会に向けて「労農連帯で闘えば三里塚闘争は必ず勝利できる。革共同は責任をもって勝利までともに闘う」と高らかに宣言した。基調報告に先立ち、木崎冴子同志が参院選決戦の報告を行い、参院選を候補者として闘った鈴木達夫弁護士が特別報告を行った。
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