三芝百景　三里塚現地日誌　2016
　６月２０日(月)〜７月４日(月)

●東京税関が成田空港の５月の貿易概況（速報）を発表した。輸入が前年同月比７・５％減の8546億円で、３カ月連続で減少した。（20日）
●三菱航空機の森本浩通社長は新聞インタビューで、開発延期が続く「ＭＲＪ（ミツビシリージョナルジェット）」の危機について、「アメリカでの試験飛行開始を早める」と語った。（21日）
●アメリカの航空会社による「ジャパンパッシング（素通り）」の動きが加速していることが報道された。米航空大手のユナイテッド航空は７月に中国・杭州路線を開設するほか、アメリカン航空も香港線を増強する方針であることが明らかになった。デルタ航空は中国東方航空との連携を強化する方針だ。「乗り継ぎ拠点として中国の空港の重要性が増すのは必至」と報じている。（21日）●ＮＡＡは組織の改編を行い、第３滑走路建設にむけた態勢を強化するため、経営計画部内の空港計画室を空港計画部に格上げした。（27日）
●三里塚闘争支援連絡会議は三里塚闘争50周年７・３東京集会にむけて、東京・錦糸町駅前でビラまき街宣を行った。「駅前のマルイビル８階・すみだ産業会館でイベント・集会を行います」「成田空港は完成していない。国策に50年闘い続けてきた三里塚を知ってください。参加して下さい」と訴えた。（28日）
●タイ空港会社は東南アジアのハブ空港を目指す大規模な投資計画を発表した。同社は現在タイ国内の主要６空港を運営している。今後10年で６空港に6000億円を投じ、拡張、整備にあたる方針を発表した。（30日）
●国営だった仙台空港が民営化した。（１日）
●三里塚闘争50周年　東京集会が、630人の参加をもって大成功した。集会では映画「三里塚の夏」、ＤＶＤ「三里塚闘争　不屈の50年」の上映を含め、ブースなど盛りだくさんの企画で三里塚50年の歴史の重みを感じさせた。（３日＝写真）

●成田空港閣議決定から50年を迎えた。（４日）