全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ PRカーで宣伝活動 選挙戦を東京で闘う 全学連三里塚現地行動隊 首都圏大学・K
週刊『三里塚』02頁(0947号02面03)(2016/07/11)
全学連三里塚現地行動隊日誌
市東農地決戦の先頭に立つ
PRカーで宣伝活動
選挙戦を東京で闘う
全学連三里塚現地行動隊 首都圏大学・K
(写真 阿佐ケ谷パールセンター商店街での〝練り歩き〟【7月2日】)
6月の半ばから参議院候補の鈴木たつおさんの選挙決戦を東京で闘っています。初めて選挙活動に参加するので、分からないことだらけで、毎日が大変です。援農に行けない日が続き、「畑の野菜はいまどうなっているんだろう。元気にしているのかな」と考えることがよくあります。
7月に入り出荷ケースの中にはトウモロコシが入るようになったみたいです。夏を感じています。そのトウモロコシを初めて食べてみたのですが、市販の物とは違って、すごく甘みがあって驚きです。
それもさわやかな甘みなので、食べていても飽きず、何本でも食べられそうです。三里塚のおいしい野菜に支えられながら、選挙決戦でPRカーに乗り、ウグイスをやらせてもらっています。
道行く人が手を振ってくれたり、お仕事中の労働者が笑顔で応えてくれます。中には小学生も興味を示してくれたりと、鈴木さんはどこに行っても人気者です。
7月2日には杉並で、候補者の鈴木さんを先頭に練り歩きを行いました。多くの労働組合の方などが参加して長蛇の列になり、周りの人たちも「何だ何だ?」と注目していました。多分、こんなことをやるのは私たちだけだと思います。練り歩きの途中、握手を求める人がいて、どの人も「この人なら」という希望に満ちた顔でした。多くの人がこの候補者を待ち望んでいたのではないでしょうか。
しかし、東京新聞などを見ても、鈴木たつおさんが出ていません。出ているのは自民党や公明党、日本共産党など安倍と一緒になっている党ばかりです。きっと、権力が恐れて、票を取らせないようにしているのだと思います。本当に許せません。また、決戦を闘っていて気付いたことがあります。自民党などの他党の候補者は言っていることがわかりづらいということです。18歳の選挙権が認められたにも拘わらず、票を取る気があるのでしょうか?
それに対し、鈴木たつおさんの演説はすんなり耳に入ってきますし、話が分かりやすいです。私も1票入れたいところですが、残念ながら都民ではないので投票には行けません。気持ちだけでも1票入れます!
ウグイスだけでなく街宣もやるのですが、ここでもすごい好反応です。「絶対に入れるよ」と言ってくれる人もいますし、今まで日本共産党だったけど、次はこの人に入れたいと言ってくれる人もいます。中にはカンパを出してくれる人も。感謝の気持ちしかありません。多くの人とつながることができたので本当にうれしいです。
7月3日には三里塚50周年の集会が成功しました。参加者数が630人で、カンパが22万円集まりました。司会は前半が萩原富夫さんで、後半が木内敦子さんが務めました。
集会の発言者の中で、顧問弁護団の葉山岳夫弁護士が「私も鈴木たつお候補を応援します。三里塚と選挙決戦は一体です」と語っていました。この発言を聞いて、全学連三里塚現地行動隊の一人として選挙決戦を闘おうと決意しています。
集会ではブースで50周年記念Tシャツやバッジを販売していました。ここでもたくさんの人とつながれたと思います。
特にTシャツは飛ぶように売れましたし、産直などの場面も出てくるDVD「三里塚闘争不屈の50年」も完売です。予約をする人が跡を絶ちませんでした。
近くにあった江戸川産直の会の野菜ブースも大人気でした。ジャガイモやニンジン、ズッキ―ニ、キュウリなどを売っていてこれも完売しました。そして隣には市東さんの畑の土が箱に入って展示されていました。普段は手袋をつけて触っているので、今回は素手で触って見ました。さらさらとした触り心地のよい土で、こんな良い土を空港に奪われてなるものか!と怒りを覚えました。50周年を迎え、気持ちを新たに畑で闘って行こうと思います。
東京都知事の舛添を打倒して、次は成田空港と安倍を倒す番です。鈴木たつおさんともに選挙に勝利し、安倍を倒し、空港を廃港にしたいです。