6・19星野闘争に600人 米国からアーリーンさんが参加

週刊『三里塚』02頁(0946号02面05)(2016/06/27)


6・19星野闘争に600人
 米国からアーリーンさんが参加

(写真 発言者の熱い訴えに耳を傾ける600人の参加者【6月19日 上野公園野外ステージ】)

 「獄中41年打ち破れ6・19星野文昭さん解放全国集会」が上野公園野外ステージで開催された。「鈴木たつお弁護団長を国会へ」「自由な友人面会認めろ」「被災地救援・原発止めろ」「全証拠開示・再審かちとろう」「オキナワと連帯し戦争・改憲打ち破ろう」、の5つのスローガンのもと全国から600人が結集し大成功した。
 司会は、茨城の日下部伸さんと大阪の吾郷春代さん。開会あいさつを共同代表の狩野満男さんが行った。続いて特別報告に立った沖縄万人(うまんちゅ)の会の和田邦子さんは、星野さんの不屈の闘いが沖縄の怒りと結びつき力を引き出していることを報告し、「国際連帯・全島ゼネストで全基地撤去へ」と訴えた。「人間らしく生きられる社会」を訴える星野文昭さんのメッセージの後、連帯あいさつをロサンゼルス統一教組の執行委員であるアーリーン・イノウエさんが行った。アメリカの無実の政治犯ムミアさんと星野さんの闘いが同じ質の闘いであることを訴え、必ず状況を動かせると力強く呼びかけた。再審闘争を闘う弁護団の岩井信さん、酒井健雄さん、藤田城治さん、和久田修さんから裁判闘争の現状についての報告が行われた。
 基調報告は事務局の金山克巳さん。星野闘争がかちとった前進について確認し、第2次再審と参院選挙の勝利、9・4徳島刑務所包囲デモへの結集を呼びかけた。カンパ・アピールは新潟の上原敏子さん。
 休憩後、とり戻そう星野を作曲した福山竜一さんの歌とフルート奏者の長崎宏美さんの演奏で参加者が一体となった。参議院選挙の決意を鈴木たつお弁護士が行った。共に闘う決意を、全学連委員長の斎藤いくまさん、全国労組交流センターの辻川慎一さん、婦民全国協議会の三浦正子さんが行った。家族からの訴えを星野暁子さん、弟の星野修三さん、渡辺ゆかりさん、いとこの星野誉夫さんが行い、9・4徳島刑務所デモへの呼びかけを共同代表の戸村裕実さん、閉会あいさつを共同代表の平良修が行い、デモへと打って出た。
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