全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 鈴木候補の当選を 都庁前街宣に参加 全学連三里塚現地行動隊 首都圏大学・K
週刊『三里塚』02頁(0946号02面03)(2016/06/27)
全学連三里塚現地行動隊日誌
市東農地決戦の先頭に立つ
鈴木候補の当選を
都庁前街宣に参加
全学連三里塚現地行動隊 首都圏大学・K
(写真 都庁前で街宣を行う全学連と三里塚行動隊の学生【6月15日】)
舛添都知事が辞職を発表した6月15日、新宿の東京都庁前で街宣を行いました。都庁を行き交う職員たちから解放感を感じました。きっと日頃から舛添にこき使われていたと思いますし、一番怒りを持っているのはこの職員の皆さんではないでしょうか。街宣では舛添への怒りの声とともに斎藤いくま全学連委員長を支持する声もありました。辺野古新基地建設に反対する国会前の行動にも参加しましたが、安倍や舛添への怒りの声はここでも聞こえてきました。
こんな汚い政治家に対抗して参議院選挙に、闘う弁護士・鈴木たつおさんが立候補します! どんなにいいことを言う政治家でも実際には安倍政権と一体ですし、こんな世の中では生きていけないと言う声が続々と聞こえてきます。他の政治家は「皆さんを代表して」選挙に出馬しますが、鈴木さんは「皆さんの一人として」出馬します。
私は以前、選挙の時には日本共産党に必ず投票していました。周りにも支持している人が多数いました。にもかかわらず、まったく世の中が良くなりません。仕事をして働いていた時、他にいた非正規の人たちが「仕事がないから」とか「働く時間が少なくて会社の利益を生み出せていない」などの理由で解雇されていました。
雑草との闘いが
共産党の議員は何をしてるのかと思いきや、裏では安倍政権と一緒です。このことを知った時にショックでしたし、世の中が良くならない訳を知りました。これらを通して、やはり鈴木たつおさんしかいないと思っています。6月の中ごろから選挙活動態勢に入るので忙しくなり大変ですが、鈴木さんとともに勝利したいです。忙しいと言えば三里塚もです。梅雨に入り、暑い日が続いているため作物と雑草が同時に伸びます。草取りをがんばっても、2週間くらい経つと元の状態に戻ってしまうから大変です。そのまま放置すると最悪の場合、子どものようにかわいい作物が枯れて死んでしまいます。
そのため作物を守るために、雑草取りの時はいつも必死です。また、市東さんの畑の里芋の雑草がすごすぎて、思わず「大丈夫?」と声をかけてしまいました。この時期は、どこの畑の雑草もすごいので、あちこちの作物から「助けて!」の悲鳴が聞こえて来るようです。
もう、どこの畑から手を付けていいのか分からないくらいです。ちなみにアカザという雑草は小さいうちは天ぷらにして食べられるそうですが、大きくなると抜けなくなり、ノコギリが必要になるくらいです。高さは、160㌢の私の身長を超えるまでに成長します。畑で梅雨の威力を思い知りました。
草取りだけでなく、初めてサツマイモの苗植えなどもやりました。苗を植えながら、「食べるのは一瞬だけど農家の方たちはこんなに苦労して作っているんだな」と思いながら、野菜が食べられることに感謝している自分がいました。
トマトの苗植えを行い、最近やっと実をつけはじめ喜びを感じているのですが……、トマト、苦手です。この畑で克服できればと思っています。
そんな三里塚にも、もうすぐ7月がやってきます。今年の7月で三里塚は権力と闘い続け、成田空港の完成を阻止し続けて50周年を迎えます。半世紀にわたって、市東さんたちが国策という国の暴力と闘い続けてきたことは本当に偉大です。50周年の節目ということで、7・3東京集会を行います。
この集会にみなさんの参加を呼びかけます。この7月3日を新たな出発点にするとともに、私自身これからも市東さんとともに闘い続けようと思います。