三芝百景　三里塚現地日誌　2016
　５月１０日（火）～５月２３日（月）

●収益力を誇るアメリカのデルタ航空が、2016年に日本線の輸送規模を10㌫減らし、中国線は７㌫増やす方針を発表、アジアの拠点を中国・上海に移す戦略であることが分かった。（10日）
●三里塚闘争支援連絡会議（支援連）は、京成成田駅前で、市東さんの農地取り上げ反対署名に取り組んだ。（11日）
●市東孝雄さん宅の成田市堀之内の田で田植えが行われた。（12日）
●ＮＡＡの夏目誠社長は、2016年度の航空取扱量見通しについて、10月末から羽田の米国路線が増えることに伴い、米国便旅客数が前年比10％減少する見通しを明らかにした。（13日）
●全学連三里塚現地行動隊は、沖縄闘争に参加した。（14〜16日＝２面に記事）
●第３滑走路による騒音増加が懸念される横芝光町で、地域住民らが「横芝光町航空機騒音対策協議会」を立ち上げ、総会を開いた。総会には町内26地区の代表者ら44人が参加した。（15日）
●羽田空港の国際線増便に伴う新飛行ルート案の学習会が品川区内で開かれ、約100人が航空評論家・秀島一生さんの話を聞いた。（16日）
●千葉地裁民事第３部（阪本勝裁判長）で行われた第３誘導路裁判を反対同盟、支援が闘った。（17日＝２面に記事）
●市東さんの農地法裁判で、最高裁への「農地取り上げ判決を許さない」５万人署名の第２次提出行動が闘われた。市東さん、萩原富夫さんが第２次分7066筆、合計１万8199筆を鴫原史浩書記官補佐に手渡し、申入書を読み上げた。行動前支援連は上野で署名運動を行った。（18日＝写真＝２面に記事）

●成田空港周辺９市町の議会で作る連絡協議会の総会が行われ、第３滑走路など成田の機能強化を求める決議を行った。（19日）
●反対同盟と支援連による第37回目の空港周辺一斉行動が闘われた。またこの日に合わせて「緊急５万人署名賛同ニュース」第13号も発行された。（21日＝１面に記事）