ピンスポット 市東さん宅で恒例の田植え 20㌃にコシヒカリ 田の隅は手植えで作業
週刊『三里塚』02頁(0944号01面04)(2016/05/23)
ピンスポット
市東さん宅で恒例の田植え
20㌃にコシヒカリ
田の隅は手植えで作業
(写真 田んぼの四隅で補植作業を行う市東さん【5月12日 成田市堀之内】)
5月12日、市東孝雄さん宅で1年の飯米づくりにむけた田植えが行われた。場所は日航ホテルに近い成田市堀之内。面積は20㌃。
今年は雨が少ないため、田に水を入れるのに手間取ったが、おいしいコシヒカリの定植を終えた。
2条植えの田植え機を支援連の仲間が操作し、市東さんは主に補植を行った。補植とは、田の四隅に機械が入らないため、その部分を人間の手で植えることを言う。また、機械は植え残す場所ができるので、そこも補植する。
苗を入れる竹の籠を、普通の人は腰の方に下げるが、市東さんは体の前面部に下げて田植えの効率をよくし、作業を終えた。 18日には最高裁への第2次署名提出行動にのぞんだ市東さん。農地取り上げ判決を許さない最高裁決戦に向けた準備が整った。