310人で新宿メーデー闘う
　小竹労組等
　勝利の報告が相次ぐ

　５月１日、「労働組合の力で非正規職撤廃！朝鮮戦争反対！川内原発とめろ！新たな労働者の政党を！」を掲げ、東京・千駄ケ谷区民会館で、動労千葉や合同一般労組などの闘う労組による「新宿メーデー」が３１０人でかちとられた。安倍政権の戦争と労働法制改悪攻撃を職場から打ち破る勝利が次々報告され、７月選挙戦へ向けた闘いの出発点となった。
　参院選に臨む鈴木たつお弁護士は「労働運動の力で〝甲斐なき悲しみをなくす革命〟を実現する政党を作ろう」と呼びかけた。衆院選に立つ斎藤いくま全学連委員長は「共産党が国家権力、資本家階級と手を組み行った東京学芸大学での反戦ビラまき弾圧を粉砕した」と報告。奪還された法大文化連盟の武田雄飛丸委員長が発言した。
　合同・一般労組全国協の吉本伸幸代表が基調報告を行い、「小竹運輸グループ労組は全国協とともに闘い勝利した。職場と地域の権力を全力で奪い返そう。一人ひとりがかちとった力で新しい労働者の政党をつくろう」と力を込めた。
　動労総連合の特別報告では、ＣＴＳ（千葉鉄道サービス）就業規則改悪を阻止した動労千葉の川崎昌浩書記長が青年組合員と登壇し、「職場で労働組合のもとに労働者を結集させ、資本に怒りをぶつけ勝利できる」と報告、６・５国鉄闘争全国集会を呼びかけた。動労水戸の池田学執行委員、動労神奈川、ストを貫徹した動労連帯高崎の木村洋一さんも発言した。
　16春闘の報告では、労働委で勝利命令をかちとった小竹労組３人が登壇し「組合つぶしのための分社化の論理は通用しなかった」と胸を張った。　集会では東京西部ユニオンでアパレルゼネラルユニオン支部、日本機械工業労組、ユニオン習志野、郵政労働者が発言。連帯あいさつを鈴コン闘争支援・連帯共闘会議呼びかけ人代表の花輪不二男さん、ＮＡＺＥＮ東京代表で江戸川区職の佐藤賢一さん、全国水平同盟杉並支部の狩野正幸書記長が行った。集会後、新宿のＪＲ貨物本社とＪＲ東日本本社への戦闘的デモを打ち抜いた。