「有志の会」 県知事に要望書提出 進まぬ第3滑走路に焦り
週刊『三里塚』02頁(0942号02面06)(2016/04/25)
「有志の会」
県知事に要望書提出
進まぬ第3滑走路に焦り
「成田第3滑走路実現を目指す有志の会」(会長・山崎和敏多古町商工会長)は3月30日、千葉県庁を訪れ、第3滑走路の建設で県の取り組みを促す森田健作知事あての要望書を提出した。
要望書では「第3滑走路の建設には県の全面協力が欠かせない」「空港間の競争にかちぬくため、夜間飛行制限の緩和が必要」と県のいっそうの関与を要請している。
これは、反対同盟の周辺一斉行動を先頭とした第3滑走路・深夜便延長反対の闘いに追いつめられた焦りの行動だ。事実、見かけとは裏腹に第3滑走路策動は停滞している。3月29日の第3回「4者協議会」で滑走路位置の決定およびコンター(騒音影響区域)図の公表がなされるはずだったが持ち越された。
反対同盟と周辺住民の団結で、「有志の会」のあがきを粉砕しよう。