米韓演習中止せよ 朝鮮侵略戦争阻止へ

週刊『三里塚』02頁(0942号02面04)(2016/04/25)


米韓演習中止せよ
 朝鮮侵略戦争阻止へ


 3月7日に開始された史上最大の米韓合同軍事演習(31万人動員)は、現在も続けられている。3月21日には、空軍による大規模攻撃編隊軍訓練が強行された。
 米韓空軍はこの訓練にF15K、F16、軽攻撃機FA50からなる戦闘機16機を投入し、攻撃編隊軍訓練としては初めてC130H輸送機2機を動員した。米韓空軍は報道資料を出して「敵の核心軍事施設打撃シナリオを仮定して敵の作戦を混乱させ、戦争遂行意志を弱化させる実戦的な空中作戦」を行ったと明らかにした。これ自身が一個の戦争行為だ。
 合同軍事演習には、横田基地(東京)から嘉手納基地(沖縄)に飛来したF22戦闘機が、佐世保基地(長崎)の強襲揚陸艦が参加している。
 一方、3月29日に日本の安保・戦争法の施行に基づいて、3月31日〜4月1日の核安保サミットで日米韓―日韓首脳会談が行われ、「3カ国の安全保障協力の強化」で意見の一致を見たとされる。
 特に重大なのは、5月にシンガポールで開催される見込みの3カ国防衛相会談、今年上半期中に開かれる予定の「3国間の防衛実務者協議」だ。米韓合同演習を中止に追いこもう。
 成田における第3滑走路計画は、こうした朝鮮侵略戦争策動と一体だ。市東さんの農地を死守し、第3滑走路を粉砕して、成田の軍事空港化を阻止しよう。
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