動労水戸支援共闘が1周年記念で集会
週刊『三里塚』02頁(0941号02面08)(2016/04/11)
動労水戸支援共闘が1周年記念で集会
被曝労働拒否をたたかう動労水戸支援共闘結成1周年集会が3月21日、東京・すみだリバーサイドホールで開催され、380人が結集して成功した(写真)。結成から1年の闘いを通して、原発立地自治体の自治体労働者を始めとして被曝労働拒否を闘う労組拠点が拡大し、福島第一原発で働く原発労働者とのつながりもつくり出してきた。安倍政権のJR常磐線の2020年3月全線開通という大攻撃と断固闘う決意が打ち固められた。
支援共闘呼びかけ人の小玉忠憲さん(国労秋田闘争団)があいさつに立ち、動労千葉、動労総連合・新潟のストを始めとした激闘を報告。事務局の斎藤貴広さんの経過報告に続いて全学連が特別アピールに立ち、京大反戦スト弾圧を見事に打ち破った勝利を報告し、動労水戸からベストが贈られた。
福島からの発言で、診療所建設委員会の佐藤幸子さん、ふくしま共同診療所の布施幸彦院長、動労福島の橋本光一委員長らが発言。
満場の拍手の中、動労水戸の組合員、家族、弁護団が全員登壇し、石井真一委員長が「常磐線全線開通、安倍政権と真っ向から闘う」と述べ、平、勝田、大子の各支部代表と家族、葉山岳夫、松田生朗の各弁護士が発言した。被曝労働拒否を闘う現場から、京都府職労舞鶴支部の長岡達也さんが発言した。
休憩を挟み、動労千葉の繁沢敬一副委員長、動労西日本の山田和広書記長、動労神奈川の桑原豪臣さん、時廣慎一さん、動労総連合・新潟の八代和幸さん、動労水戸の會澤さん、照沼さんが動労総連合の組織拡大に向け闘う決意を述べた。
動労水戸の決意として、辻川慎一副委員長が「人間として当たり前のことを労働組合として貫く。労働を奪還することは労働組合を奪還することだ」と闘いの核心を提起した。