「市東さんの農地を守る会・新潟」を結成
週刊『三里塚』02頁(0941号02面06)(2016/04/11)
「市東さんの農地を守る会・新潟」を結成
3月13日、新潟市内で「市東さんの農地を守る会・新潟」結成集会が22人の結集で開かれた。司会の新潟地域一般労組の鰕名委員長が、「私は85年10・20戦闘で逮捕され、3年半の獄中闘争を経験した。三里塚闘争を労働組合としてしっかりと取り組んでいきたい」と決意表明。動労総連合・新潟の坂場特別執行委員は、昨年30年ぶりに三里塚の地を訪ねて「市東東市さんの『闘魂ますます盛んなり』を自分も貫きたい」と語った。
集会には、市東孝雄さんから「祖父の代から100年耕作してきた畑は、私にとって命そのものです。この地で農業を続けることが、私の生き方であり闘いです。力をお貸しください」とのメッセージが紹介された。
続いて、「三里塚大地の乱 2014」のDVD上映と、全国農民会議世話人の秋山和雄さんからの「三里塚闘争50年の地平」と題した講演。秋山さんは元現闘として活動していた経験談をふくめ、本当に勝利してきたことを実感もって話された。
参加者は、世代を越えて闘いが50年続いている素晴らしい地平に確信をもった。青年労働者からは「ぜひ三里塚に援農に行ってみたい」という意見も出された。最後に、新潟県労組交流センターの仲間が「市東さんの農地を守る会・新潟」の会則と活動方針を提起してしめくくった。